スタッフの日記

嬉しいメールいただきました(*^_^*)

先日、春日部方面からご来店いただき
レッドウィングをカスタムしたお客様から嬉しいメールをいただきました!


昨日レッドウィングのラインマンとブラウンのサイトジップブーツを受け取ったものです。
ちょうど今日は涼しい陽気でしたので、試しにレッドウィングの方を履かせてもらいました。
かなり大胆に改造したので、はき心地はやや不安でしたが、
オリジナルのものより、足にフィットする感じで歩き心地が良くなっておりました!
この度は本当にありがとうございました。
大切に履かせていただきますので、また修理する機会がありましたらよろしくお願いいたします。

このようなソール交換した方からの意見やお話はとてもありがたいです。
ソールを交換すると次の交換時期というのがかなり先になってしまうので
なかなか履き心地などの話を聞く機会がありません。
それも、「履きやすくなりました!」なんて本当にうれしく思います。
また何かありましたら遠慮なくご相談ください。
本当有り難うございました。

また明日からがんばるぞ~!!




 

パンプス復活

今回はパンプスのご紹介。
とてもお気に入りの靴だそうで中の方がボロボロになって
しまったので何とかなりませんか?とのご依頼。
何とかならないかと言われると・・・・・・何とかしますと(笑)。
中を見るとつま先の方までボロボロです。

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合皮は古くなると劣化してこのような状態になります。
革はここまでの状態になることはありませんが
もちろん手入れをしないと痛みます。
これはかなりの重傷・・・・どうしたもんかと。
で、完成したのがこちら↓

DSC02378.JPG


底のゴムもずいぶん痛んでいたり、
ヒール部分の革も剥がれていたので巻き直しました。
底の写真を撮り忘れてしまいました(^_^.)。すいません。
完成するまで数か月かかってしまいましたが、持ち主の方にも喜んでいただきました。
多分ここまでのお直しは断るお店も多いのではないでしょうか。
状態にもよりますが出来ないものもあると思いますが、
捨てる前に一度ご相談ください。

毎日暑いですが皆様体調をくずさないでくださいね。
それでは明日もご来店お待ちしております。
 

レザーオールソール交換

昨日、今日とお休みをいただき、仕入に行ったり
家にある機械でないと出来ない仕事を我が家の作業場にて作業していました。
店にすべての機械を入れたいのですが狭くて・・・・^_^;。

さてさて、今までのブログを見るとブーツの修理が多いことに気づき
今日は紳士靴のオールソール交換です。

相変わらず修理前の写真を撮り忘れてまして
修理後の写真のみです。すいません。

DSC02488.JPG

写真はダシ縫いという糸が見えるやり方でのソール交換です。
半カラスと言って、ソールの半分を黒くしたり
縫い糸を隠すチャネルと言われるやり方もありますのでご希望の仕様をご来店時にお伝えください。

もちろん、レザーソールからビブラム、リッジウェイ、ダイナイトソールへ変更などもできますので
何でもご相談ください。

明日からまた頑張るぞ~(ー_ー)!!


 

レッドウィング修理中。

久々のブログ更新になってしまいました。
ここ最近暑い日が続いています。
これからブーツはしばらくお預けの時期でしょうか。
そんな時期にお持ちのレッドウィングのソール交換等はいかがでしょう?

たぶん靴を作ったり修理したりしたことがないとみる機会のない靴の中身の写真をとってみました。
世間ではグッドイヤーと呼ばれる製法です。レッドウィング等はこの製法ですね。

で、その中身が下の写真です。
DSC02289.JPGDSC02490.JPG

ここにコルクやスポンジ等が敷き詰められていて
クッション性が良くなっています。
今回はカスタムするため、コルクを詰めなおしたり、
シャンクと言う土踏まず部分のサポートをする鉄の心材を入れる為
今は何もない状態です。
カスタムするときは元々ついていた底材料をつけるのとは違って、色々と大変なんです。
靴のつくりによっては色々と細かい部分に処理が必要だったり、
材料を入れて補強が必要なものがあったりと。
なので手間もかかるため時間のかかることが多いです。
もちろんそれなりの靴に対する知識も必要になると思います。
こう見ると意外とシンプルな作りですが、靴としてこの形になるまでには本当に大変なんですよ。
でも、作るのは楽しいです(#^.^#)。
今度、製作途中の靴の写真でもご紹介したいと思います。

本日もご来店有難うございました。
 

ジョン・ムーア John Moore

久しぶりの更新になってしまいました^_^;
今回はジョン・ムーア John Moore
先日、中目黒の  basesix で働く友人のエンジニアブーツは
ご紹介させていただきましたが、
そのショップのデザイナー様よりお預かりしたJohn Mooreです。
なんと、John Mooreとお友達だったそうです。
昔、直接靴をいただいたというお話。
いやー、何だかすごい人がいたもんだとちょっとびっくりです。

とても気に入っている靴で大事に履いていたようですが、
やはり靴は過酷な環境で使う物なので、痛んでしまうのはしょうがない事です。
お預かりした時はだいぶ痛みが激しくてどうなることやらと心配しました。
底はかなり限界に近く、写真では見えませんが中もかなり傷んでました。
↓画像 お直し前

DSC02133.JPG
 

ちょっと時間をいただき、すべりと言う靴の中のかかと部分のお直しや、ソール交換等
色々なところをリペアしました。本底は元と同じではなくカスタムしてあります。
復活した画像が下の画像です。
 

DSC02325.JPGDSC02326.JPGDSC02327.JPG

革底にビブラム#705をあわせ、ヒールは419QUABAUGをつけています。
底仕様に関してはある程度お任せをいただいていたので、
これならカッコいいかなと思うこの仕様をチョイス。
こいつは想像以上に格好良く仕上がりました。
デザイナー様もとても気に入って頂いたようで安心しました。

そういう言葉をいただくと大変だったけど頑張った甲斐があったなとうれしくなります(#^.^#)。

明日からまた頑張るぞ~!!

明日もご来店お待ちしております。

 

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって、そして靴工房106にとって良い年になりますように。

今年もよろしくお願いします。

1月6日(日曜日)より通常営業させていただきます。

今年も有難うございました。

今年も沢山のお客様にご来店いただき本当にうれしく思います。
今年一年、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年をお迎えください。
 

ビーディング修理

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今回は紳士靴の修理です

ビーディグ?
なんのこっちゃという方がほとんどだと思います。
表の革と裏の革の間にもう一枚革を挟んで端にデザイン性をつけているやり方です。
革の端っこの処理は、折込、切りっぱなし等のやり方があります。
やることは出来ますが、どのやり方も雰囲気を出すのは本当に難しいです。
雰囲気・・・・・なかなか出ないんですよね。

今回は革を薄く漉いて中に麻糸を入れって二つに織り込んで、
表革と裏革の間に挟み込んだタイプのビーディング。
その麻糸が革を破いて出てきてしまいました。
写真上(修理前)
糸を入れてないやり方もありますが、今回のタイプは麻糸を入れてるものです。
革をかなりの薄さに漉いているので、痛んでくると破けて出てきてしまう事があります。
写真で白い糸が見えると思います。
後ろの方なのでズボンを履くと見えない場所ですが、靴を脱いだ時には一番目立つ場所です。

このように部分的に修理をする場合は、接合部分など修理したと
まったくわからないように・・・・というのは難しいとしても
かなりよく見ないとわかり難いように仕上げないとせっかく直しても履けない何て事にもなりかねません。
そして、再度同じ所やその近辺が破損したら修理した意味ありませんので、
ある程度所まで補強修理をします。


DSC02095.JPG
 

写真が修理後。
よーく見るとわかると思いますが、多分ほとんどわからないと思います。

こう言う修理は靴が完成してしまったら絶対に見る事が出来ない場所。
どんな材料使って、どんなやり方して・・・・。
同じく見えても細かいやり方が違うものも沢山あります
靴を作る上でも修理するうえでも、本当に勉強になります。
いつまでも勉強だなと・・・・。
今年もあとわずか、がんばるそ~!!


 

ビブラム #100 F&I(ファイヤー&アイス)

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メリークリスマス!今日はクリスマスですね。
美味しいものは食べましたか?
年末で美味しい物を食べる機会が増えますが、
食べ過ぎ、飲み過ぎに注意しましょう!

今回はエンジニアブーツにビブラム#100を合わせてほしいとのご依頼。
かなりゴツゴツとしたソールです。
上 カスタム前、  下 カスタム後  です。
以前紹介したビブラム#700とはまた違った雰囲気になります。
かなりかっこいいです!!
すぎちゃん張りにワイルドに決めたいときにいかがでしょうか(#^.^#)?

ビブラム#100F&I は、通常の#100よりもの雪や熱にも強いといわれているファイヤー&アイス。
通常の#100と作る型は同じなので見た目は変わりないですが
ゴムは柔らかくグリップもよいです。
ソール中央に白い十字のしるしがあるのが特徴です。
東北や北海道の雪国で良くつけるソールです。
ブーツは冬場の方が出番多い靴ですので、私的には良い仕様だと思います。
ただ、雪でまったく滑らないわけではありませんのでご注意ください。

今回の方は中目黒で  basesix  http://www.basesix.co.jp/ というショップで働く、
私のギターの師匠のブーツです。余談ですが・・・スーパーギタリストです! 
近くに遊びに行くことがあればお立ち寄りください。カスタムしたブーツが見れる・・・・かもしれません(笑)




 

corocranブーツカスタム

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さてさて、今回はまたまたカスタムです。
corocran(コーコラン)と言うUSA製ジャンプブーツ
色々な意味でメイドインUSAと言った作りです。
実は私このブーツメーカー知りませんでした^_^;。
世の中色々とカッコイイブーツはあるんだなと思いました。

今回のご依頼、毎回紐を縛ったり解いたりは大変なのでファスナーを付けてほしいとのご依頼。
仕上がり写真をお客様が持参してくれたので、ある程度は頭の中で早い段階でイメージできましたが
アッパーには少しですがデザインがあるため、どのラインにファスナーを付けるか、
どの程度の角度でファスナーを付けると格好よくなるか等々なやみました。
意外と少しのラインの違いでイメージ変わるんですよ。この辺りはセンスですね。

悩んで色々と場所を変えて型紙をつけているところが左上の写真です。
で、右上の写真はお客様がご持参なされた完成写真&細かい詳細が書かれたメモです。
ファスナー上部にカバーをつけてほしいとのご希望もありました。
これまた悩みました。
まっすぐな革を、上部の吐口のカーブがある所にうまく沿わせるには・・・・・・
試行錯誤して仮製作数回してやっとできました。
で、完成した全体像が下の写真。
見本通りの仕様になっている・・・・・・・・と、思っているんですがいかがでしょう?

つい数日前に、このお客様がご来店くださいましてブーツの履き心地をうかがいました。
ファスナーカバー・・・・・・・なかなか良い感じだそうです(*^_^*)。

カスタムは修理と違い、意外と手間のかかることが多い為
通常修理よりも時間がかかることが多いです。
特に当店は私一人しかいないので、時間をいただくことが多いです。
でも、その分丁寧に仕上げているつもりです。
出来るかぎり、ご希望に合わせてカスタムさせていただきますので、何でもご相談ください。

皆様、今年もあとわずかですが体調崩さないようにしてくださいね。
ご来店お待ちしています。
 

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