スタッフブログ / 靴工房106

レッドウィング修理中。

久々のブログ更新になってしまいました。
ここ最近暑い日が続いています。
これからブーツはしばらくお預けの時期でしょうか。
そんな時期にお持ちのレッドウィングのソール交換等はいかがでしょう?

たぶん靴を作ったり修理したりしたことがないとみる機会のない靴の中身の写真をとってみました。
世間ではグッドイヤーと呼ばれる製法です。レッドウィング等はこの製法ですね。

で、その中身が下の写真です。
DSC02289.JPGDSC02490.JPG

ここにコルクやスポンジ等が敷き詰められていて
クッション性が良くなっています。
今回はカスタムするため、コルクを詰めなおしたり、
シャンクと言う土踏まず部分のサポートをする鉄の心材を入れる為
今は何もない状態です。
カスタムするときは元々ついていた底材料をつけるのとは違って、色々と大変なんです。
靴のつくりによっては色々と細かい部分に処理が必要だったり、
材料を入れて補強が必要なものがあったりと。
なので手間もかかるため時間のかかることが多いです。
もちろんそれなりの靴に対する知識も必要になると思います。
こう見ると意外とシンプルな作りですが、靴としてこの形になるまでには本当に大変なんですよ。
でも、作るのは楽しいです(#^.^#)。
今度、製作途中の靴の写真でもご紹介したいと思います。

本日もご来店有難うございました。